[鉄観音]
 200年ほど昔、福建省の安渓地方から伝わった苗木を植えたのが台湾における鉄観音茶の始まりです。台北市の木柵と台北県の石門郷で作られたものが特に有名。揉む作業と焙る作業を加えるので、葉は硬く引き締まり、丸まった粒状でつやのある黒っぽい色をしているのが特徴です。
 お湯を注ぐと赤みがかった琥珀色・深い黄色の茶水になります。同時に、柑橘類の果実の熟れたような濃厚な香りが広がります。口に含むと、風雅・芳醇な滋味が感じられ、喉を通った後で、蜜のようなコクのある甘味が喉越しにのこります。そして、ほんのりと甘い果物の香りが花から抜けていく余韻も楽しめますよ。100度に近い熱湯で入れてください。
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